2020年08月31日
日本放射線腫瘍学会(JASTRO)研究課題班（代表：脇田明尚）主催の第2回治療計画トライアル(PlanQA2001)で、斎藤物理士が全国第1位を獲得されました。当科でのその表彰式の様子です。
日頃より、線量分布を思いのままに操る姿は、さながら魔法使いの実力者です。杖をふり、呪文を自在に唱え、時には獅子を操ったり、怖すぎる敵さえ宙に浮かせたりするようなイメージです。それを明晰かつ謙虚に、パソコンを使って実現してしまうというスゴ技です。
IMRTの力比べで全国一、というのはご本人には想定範囲内なのかもしれませんが、私にとっては、「昔から目をつけていた俳優やアイドルがメジャーになって、オレこいつ来ると思ってたんだよね～」の感覚です。いえ、私が目をつけるよりずっと以前よりご著名かつご有望でいらしたのですが。
今年のJASTROでも9月14日の放射線治療計画セミナーで指定発言という形でも登場されるようです。楽しみにしています。
なお、集合写真にて、筆者は見切れて完全に写っておりませんが、そこはかとなく写真むかって左側より雰囲気を醸し出しています（被害者は筆者のみならず！笑）。これも何かの魔法でしょうか？
冗談はさておき、このような物理士の先生と職場を一緒にできる幸せ、このIMRT時代をともに戦える心強さをかみしめる今日この頃です。
秋田知子拝
尚、齋藤正英先生本人からのコメントも掲載しております。こちらからご覧ください。
