佐藤葉子先生の論文が、Annals of Nuclear Medicine 誌に掲載

2021年01月29日

山梨PET画像診断クリニック院長 佐藤葉子先生の論文 “Clinical practice guidelines for high‑resolution breast PET, 2019edition” が、Annals of Nuclear Medicine 誌に掲載されました。   この論文を見る

 

【論文解説】

乳房専用PETは2013年に本邦で保険収載され、同年日本核医学会から「乳房専用PET診療ガイドライン初版」が発行されました。
その後少しずつエビデンスが確立され、2018年の日本乳癌学会の「乳癌診療ガイドライン」には、「乳房専用PETを、高濃度乳房に対するマンモグラフィ検診の補助的モダリティとして使う事を容認する」という前向きなコメントも載せられました。
私は今回、この乳房専用PET診療ガイドラインの改訂とその英文化に携わらせていただきました。
2019年に和文(2020年に語句訂正)を発表、今回、その英語版がANM誌に掲載されました。
英文化により世乳癌診療に関心のある世界中の方々に日本の乳房PETを知ってもらうことが出来るようになりました。
これからも世界に向けて、PETに関して発信していきたいと思います。
 
佐藤葉子