2015年04月13日
本杉宇太郎先生の論文（Hepatobiliary MR contrast agents in hypovascular hepatocellular carcinoma）がJournal of Magnetic Resonance Imaging (JMRI) 誌に掲載されました。PubMedを見る »
【論文解説】
肝特異性造影剤（ガドキセト酸）を用いた肝細胞癌の診断は，日本ではすでに主流となっている．特に，乏血性肝細胞癌の診断に有用であることは国内では常識とも言える．ただし，海外ではいまだガドキセト酸を肝細胞癌の診断に用いることを躊躇している施設もある．実は，ウィスコンシン大学も肝硬変患者の第1選択造影剤はgadobenate dimeglumine (日本国内未承認）である．この論文は乏血性肝細胞癌の診断におけるガドキセト酸の有用性を包括的にレビューした総説である．（筆頭著者：本杉宇太郎）
