集中講義 第20回「MRgFUS」報告

2016年05月27日

5月27日(金)第20回

「FUS 子宮筋腫に対するMRガイド下集束超音波治療について」 講師:市川新太郎先生

 

【秋田知子の集中講義日記】

FUSの概要と適応となる筋腫について講義いただきました。また、MRE(MRエラストグラフィー)を用いた最新の知見についても教えていただきました。

FUSのメリットは日帰りOK(当施設では一応1泊)なほど低侵襲で、不応例でも追加治療を検討可である、等でした。筋腫による症状あり、挙児希望なし、等の条件を満たし更にMRIでT2Lowとなるtypicalで10㎝以内の筋腫であれば、ぜひ紹介したい(私がなったらぜひ試したい)と思いました。

それにしても、FUSを行うことのできる施設が、なんと山梨大学附属病院を含め日本で三か所とは!徳川御三家ばりに有名で、お酒を飲めるスタバinspired by Starbucks並みに希少ということですね。内部にいながらその事実を知りませんでした。さてさて、数多の市川新太郎ファンにとっても、月刊「画像診断」6月号(5月25日発刊)の特集は要チェックでございます。