第45回日本磁気共鳴医学会に参加、発表

2017年09月20日

9月14日〜16日、栃木県宇都宮市において「第45回 日本磁気共鳴医学会」が開催されました。
MRIに関する基礎から臨床まで幅広い発表がされました。MR学会案内板1
今年の学会では、近年臨床MRスキャナでも利用可能になってきた圧縮センシングを用いた基礎研究や高速イメージングに関する発表や、拡散強調像を用いた発表が目立ちました。

山梨大学からは本杉先生をはじめとして、特進コース学生2名を含む15名が参加し、14演題の発表を行いました。
本大会では大学施設からの演題が多数を占め、山梨大学は全76大学中8位(当医局調べ)の演題数であり、当医局の活発な研究活動を示すことが出来ました。
また、玉田先生のポスター発表が大会長賞を受賞し、全体懇親会で表彰されました。

舟山 慧

 

【口演発表】

市川先生1市川 新太郎 先生 「直鎖型ガドリニウム造影剤反復投与による小脳歯状核と淡蒼球のT1強調像高信号化:小児例での検討」

 

 

 

 

 

 

 

 

掛川さん川 貴史 技師 「脳MR elastography(MRE)用加振デバイスの初期検討」

 

 

 

 

 

小林先生小林 久人 先生 「C型肝炎患者に対する経口抗ウイルス薬治療(DAA)によりMRエラストグラフィで測定された肝弾性率は低下する」

 

 

 

 

 

 

佐々木先生佐々木 優 先生 「MRエラストグラフィを用いた脳実質弾性率の加齢性変化」

 

 

 

 

 

 

佐藤 兼是 技師 「肝DWIにおける肝左葉の信号低下:MPG印加方向による比較検討」

 

玉田先生3玉田 大輝 先生 「Multi-echo 3D SPGRシーケンスと辞書式再構成を用いたT1計測手法の開発」

 

 

 

 

 

 

舟山先生舟山 慧 先生 「コンピュータ支援診断によるliver surface nodularityを用いた肝硬変診断:肝左葉および右葉の診断能比較」

 

 

 

 

 

舟山先生肝臓セッション舟山 慧 先生 「MRエラストグラフィと血清マーカーの肝硬変診断能の比較:手術病理をゴールドスタンダードとして」

 

 

 

 

 

 

 

松田先生松田 正樹 先生 「非造影4D-flow MRIによる小児先天性心疾患の血流動態解析:当院における初期経験」

 

 

 

 

 

 

 

渡辺先生2渡邊 裕陽 先生 「膵の高分解能拡散強調像:FOCUS-DWI と conventional DWIの比較」

 

 

 

 

 

 

【ポスター発表】

玉田 大輝 先生 「直交したリードアウト収集を用いた三次元圧縮センシング再構成画像の画質改善の試み」

玉田 大輝 先生 「MRIシミュレータに対応した数理ファントムの生成手法の検討」

受賞「第45回日本磁気共鳴医学会大会 学術奨励賞」

玉田先生表彰

【シンポジウム発表】

田 大輝 先生 「臨床用MRI装置における圧縮センシングの実装」

 

 

 

 

 

本杉先生シンポジウム本杉 宇太郎 准教授 「Gadoxetic acid-induced transient dyspnea and transient severe motion」

 

 

 

 

 

 

【座長】

玉田 大輝 先生: 一般講演セッション「圧縮センシング」

image本杉 宇太郎 准教授: KSMRM-JSMRM共同シンポジウ2「肝の造影MRI:韓国の知見と日本の知見」

KSMRM-JSMRM Joint Symposium にて座長と講演