第52回山梨核医学診療研究会 開催

2018年09月27日

536A02409/21()ベルクラシック甲府にて、第52回山梨核医学診療研究会を開催しました。
今回は、今年から世話人にご加入頂いた山梨大学神経内科教授 瀧山嘉久先生に当番世話人をお願いし、指定講演、特別講演ともに座長の労をお執りいただきました。
指定講演は山梨大学神経内科の村田博朗先生に「パーキンソン病診断における123I-ioflupane SPECTMIBG心筋シンチグラフィーの有用性について」と題してご講演いただきました。
多くの臨床症例を基に、ioflupane SPECTMIBG心筋シンチグラフィーを組み合わせることによってパーキンソン病の診断能が向上するというデータをご提示いただきました。
特別講演は、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 脳病態統合イメージングセンター 臨床脳画像研究部 部長の髙野晴成先生に「モノアミントランスポーター・イメージングと精神神経疾患~ドーパミントランスポーターを中心に~」と題してご講演いただきました。
様々な精神神経疾患に対するモノアミントランスポーターイメージングとして、研究段階から臨床応用まで幅広くご教示いただきました。PET用セロトニントランスポーター製剤である11C-DASBはまだ保険未収載ではあるものの、今後の臨床適応が期待され、SPECT用製剤である123-I- ioflupaneはすでに保険適応となり、実際の臨床症例についてご紹介いただきました。
連休前の金曜夜の開催でしたが、放射線科医師・技師の他、神経内科や精神科の先生方にも多数ご参加いただき、盛大に開催することができました。
今後も年に一度の開催を継続していく予定です。

梅田 貴子

瀧山先生

山梨核医学高野先生

 

 

 

 

 

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